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Googleのwelqアップデートで順位が変動した

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Googleのwelqアップデートの影響

DeNAが事実上運営していた医療系サイト・welqが行なった一連のseo行為を正すべく、Googleジャパンがindex評価を改善したようだ。管理を任されているサイトの一つで、順位が大きく変動した。

昨年秋ごろだったか、welqのでたらめな医療情報の問題が提起された。当時私はまったく知らなかった。医療系サイトのみならず、ダイエット関連、健康食品関連のサイトやページでも、信用ならないひどい情報が少なくない。ランディングページなどを作っていると、WEB制作会社という名の、事実上のSEO・AdWords運用会社から制作上の指示がよく出さされる。その中のいくつかは、科学的根拠が弱すぎるのに、大胆すぎる結論を導き出している時がある。正直に言って、仕事とはいえこんなページを作って良いものだろうかと、後ろめたい気持ちを抱きながら業務に当たるときがある。発注元も心得たように薬事法や医療法・医師法などに照らして、致命的な違反をしないように配慮している。言うなれば確信犯だ。

welqの問題は

  1. 信用できない医療情報を掲載していた
  2. 著作権を侵害する記事・写真などを使用し、著作権者の削除要請に応じない
  3. 検索順位の上位を独占するために順位評価のアルゴリズムの弱点を突き、上位を独占した
  4. 事業の本当の当事者である村田マリ氏が、記者会見には出てこず指示体系や真相が説明されなかった

などの点に整理されるだろう。

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張本人が出てこない

当のご本人はDeNAからどんな処分がされるのか知らないが、シンガポール在住。税金の安い同国なら50億円で売却した事業の残金で、これから一生困ることはない。同女史はDeNAではSkypeなどで会議に参加するようなので、おおぴらに日本に戻ってまた事業を始めることもないだろう。願わくは、もう日本に、WEBに関わらないでほしい。投資家にでもなればよい。

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古くて新しい手口

著作権を侵害した写真などの使い方についてだが、この手口は自分が2008年くらいにSEOに関わっていた時の、外部リンク獲得方法のスキームと似ている。当時も多くのバイトさんやご家庭の主婦などのパートさんなどに、無料のブログアカウントを大量に作ってもらい、架空の記事を書きリンクを貼ってもらう。こんな古臭い手口をまだこの業界は再利用している。画期的なAIでも使用しない限り、検索アルゴリズムとその対策は永遠に続くのかもしれない。

検索順位が一部で大きく動いた

企業ホームページなどのサイトでは、検索順位に大きな変動はなかった。全ての検索クエリを見たわけではないけれど。しかし、一部のサイトでは大きく変動し、2月初めは9位にランクされていたサイトが一時期には87位、現在では31位だ。31位などクリックされることなど殆どない。welqなどのキュレーションサイトが行なっているような手口は、そのサイトに関しては一切実施していない。今後を見ていかないと、30位前後で定着してしまうのか、元の1ページ目に戻れるのかはわからないが、ひどく迷惑している。

日本限定

welqアップデートは日本限定の実施のようだ。これが機械式な変更なのか、まさか手動なのかわからないけれど、どんな変更になったのかは当然ながら明らかにされていない。キュレーションサイト対策として、これまでの「コンテンツ重視」路線から変更を加えるとしたら、結局は被リンク重視に戻らざるを得ないのではないか。だとすると、私の受け持っているサイトさんなどは再び不利な時代になる。被リンク重視主義なら、大規模なサイトやNAVERまとめ等がより有利と思えるからだ。

そもそもキュレーションサイトなんてさ

米国で始まったキュレーションサイト事業だが、そもそも「キュレーションサイト」といえば新しいビジネス形態に感じるが、わかりやすく大胆に形容するなら「コピペサイト」と言って違わない。キュレーション事業は、東証一部上場企業など、責任と外聞を慮る立場の組織が、事業の柱にするようなものにはならないだろう。小さな組織や、個人が2チャンネルまとめサイトなどを行うのは、十分に収益を出せるだろう。

これまでもある程度は、多くのサイトでキュレーション的なことはやっていたはず。普段、読売新聞の記事を、yomiuri.co.jpで読んでいる人のほうが少ないのではないだろうか。多くはヤフーや他のメディアに転載されている状態で見ていることが多いのではないだろうか。いまや読んでいるニュース記事がどこが一次ソース元なのか気にしている人は少ないし、ソース元へわざわざ飛ぶ人も少ない。今後もますます記事の相互乗り入れは進む。そうなればキュレーションサイトなどといいうものは、位置付けが霞む。

検索アルゴリズムと悪い事業者との戦いは永遠か

検索エンジンと、これを利用してお金を稼ごうとする業者の暗闘は、いつまでつづくのか。高性能なAIが登場しても解決できないのではないか。古くはガラの悪いSEO業者が。いまでは、看板だけは「WEB制作会社」「ネット広告代理店」としているが実態はアドワーズ屋さんや、もはや一部上場企業まで手を染める。こんなことを続けていると、「検索離れ」がやってくるだろう。

ビジネス系メディアも責任の一端が

当事者なのに、しでかした後始末の場に出てこない事業責任者がもっとも悪。でもキュレーション事業の本質を見極められず過剰な評価・待遇をしてしまった経営者も目が節穴。他にも、日経とかその他のビジネス系メディアにも責任の一部があると思う。女性というだけで、過剰に評価したり取り上げたりしていないだろうか。過去に賞賛しておきながら、不祥事を起こした後に記事の訂正や加筆、お詫びなどをせずにほっかむりだ。これではwelqの責任者の姿勢と大差ない。

昔よりはマシになってきたとは言え、検索順位の世界は悪貨が良貨を駆逐するところがある。でも少しづつではあるが、改善してきていると思うし、思いたい。早く元の検索順位に落ち着いてくれることを願いたい。

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